引っ越ししてから2週間が経過した。行動や感情を誰にも縛られず、自分らしくいられるひとり暮らしの快適さを思う存分満喫している。
必要最低限の家具や生活必需品を揃えるために、週末を利用して友人にIKEAに連れて行ってもらったり、ポチリながら必要なものを少しずつ買い足している最中である。
先週末は近所で定期的に開催されているフリーマーケットに行ってきた。手作りケーキ、小物や服、コーヒー、野菜などが売られていた。人はたくさんいて、飲食店のブースの前には行列もできていた。フリーマーケットは日本各地で開催されているだろうが、どこもこんな感じなのだろうか。私が今まで訪れたことのある海外のフリーマーケットの雰囲気とは異なり、作り込まれた感があった。
さて、2週間前は仕事での大イベントをさばきながらの引っ越しという人生の一大イベントが重なり、ドーパミンが出まくって、とにかく元気だった私だが、ここにきて体調不良を体感している。
先週の日曜日から数日にかけて頭痛がして、ここ最近ずっと楽になっていた肩こりを再び感じるようになった。頭痛が始まったその日は切磋琢磨しながらIKEAの家具を組み立てていて、ずっと頭を下に向けていた状態の時間が長かったからなのか?と思っていたが、その翌日から梅雨入りしたのということで自分の中で合点がいった。
気圧のせいだ。
案の定、梅雨入りしたその日から、気圧が下がったことによって私のように頭痛を訴えたり、倦怠感に襲われ病院を訪れた人の数がぐっと増えたとのニュースを見かけた。これを気象病をいうらしい(なんでも病名がついてしまうところがすごい)。
とはいえ、人間も地球の一部なので、地球の体調(?)によって体液やら神経やらがコントロールされて好調になったり不調になったりするのはなんとなく納得できることである。
私は薬、特に痛み止め等の薬は進んで摂取するほうではないのだが、医者にいわせると私たちの年代になると、昭和の人間たちがやりがちな、気合で不調を治すことも難しくなってくるので、上手に薬と付き合っていくことが大切なのだそうだ。確かにそれは一理あると思う。依存しない適量の薬を摂取することによって、QOLを下げずに快適に過ごしていけたほうが良いではないか。
先週の一週間は帰宅すると、もうなんだかくたくたで、とにかく何もする気が起きなかった。いつもだったら夕食時はビール350mlを一缶空けてから、赤ワインを2杯ほど嗜むのだが、ビールを飲んでいる途中で眠気が襲ってきた。体調的には辛い日々であった。梅雨はまだまだ続くので、この体調も続くのだろうが、薬とうまく付き合いなんとか乗り切っていこう。
待ち受ける猛暑、ビールの美味しい季節はすぐそこである。
コメント