今日は仕事が終わって、うちに帰ってから夕飯を作る元気がなかったので、インドカレーを食べて帰ってきた。そこはネパールカレーもあるのだが、インドカレーとネパールカレーの違いはなんだろうと思いいろいろと調べてみた。
インドカレーとネパールカレーは、どちらも南アジアのカレー料理。だがいくつかの点で異なる。主な違いは以下の通り:
1. スパイスの使い方
- インドカレー: インドのカレーは、スパイスを豊富に使用し、複雑な味わいが特徴。ガラムマサラ、クミン、コリアンダー、ターメリック、チリ、フェンネルなど、スパイスの組み合わせが多様で、辛さや風味が強調される。
- ネパールカレー: ネパールのカレーはインドカレーに似ている部分もありますが、スパイスの使用が少し控えめで、比較的マイルド。また、ネパールのカレーには、ヒマラヤ地方特有のスパイスやハーブ(例:ジュニパーベリーやヒマラヤンティーツリーの葉)が使われることもある。
2. 調理法と材料
- インドカレー: インドでは、肉(特にチキンや羊肉)や野菜、豆類が主な材料として使用される。インドでは「タンドール」(石窯)を使った料理や、油を多めに使って煮込む方法が一般的。
- ネパールカレー: ネパールでは、ダール(豆のスープ)やサブジ(野菜の煮込み)が一般的で、米と一緒に食べることが多い。また、ネパールのカレーはインドのものよりも少し軽い味付けで、時にはヨーグルトやギー( clarified butter)を使って風味が加わる。
3. 食文化と食べ方
- インドカレー: インドのカレーは、ナンやチャパティ、ライスと一緒に食べられる。各地でカレーのスタイルや味付けが異なるため、バラエティが豊か。
- ネパールカレー: ネパールでは、カレーと一緒にダルバート(米と豆のスープのセット)がよく提供される。カレーはダル(レンズ豆)やサブジとして出され、家庭料理では比較的シンプルな調理法が取られることが多い。
4. 地域的な影響
- インドカレー: インドのカレーは、インディアン・サブコンチネント全体に多様性がある。北インド、南インド、東インド、西インドといった地域ごとに、カレーのスタイルが異なる。
- ネパールカレー: ネパールカレーは、インドの影響を受けつつ、ネパール独自の食文化や宗教的な影響を反映している。ヒンズー教徒が多いため、宗教的な規制に従い、牛肉は食べないことが一般的。
5. 辛さ
- インドカレー: インドカレーは、通常、かなり辛いものが多いが、地域や家庭によって辛さの度合いが異なる。
- ネパールカレー: ネパールのカレーは、インドに比べて全体的にマイルドで、唐辛子の使用が控えめな場合が多い。
このように、インドカレーとネパールカレーは似ている部分もあるが、スパイスの使い方や調理法、味の強さなどに違いがある。
今までネパールカレーのほうが辛いのかと思っていたのだが、そうでもないらしい。
大きな違いはなさそうだが、本当にカレーが好きな人は違いがわかるのであろう。
とにもかくにも、最近はインド、ネパール料理店がどんどん増えている。カレー好きにはたまらない。今度は最近、近所にできたばかりのカレー料理店に足を運んでみよう。
Have a good night!
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