インスタを見ていると何度か広告で上がってきたことのあるキャンドルライトコンサート。この広告を目にしたことがある方は多いと思う。
キャンドルライトコンサートは、アメリカのスタートアップFeverが企画・運営するイベントでキャンドルの光に包まれた幻想的な雰囲気の中、クラシック音楽や映画音楽などを生演奏で楽しむコンサートだ。Feverのアプリやウェブサイトで予約・決済が完結し、近年日本でも様々な都市で公演が行われる。 今まで世界100以上の都市で公演、動員280万人以上、開催回数11万回以上。世界中でこのコンサートは行われており、高い評価を得ている。
会場の選択も凝っていて、興味深いのは日本では能楽堂で行なわれていたりする。スペインではいくつものユネスコ世界遺産を会場にしている。更に付け加えると今までMeta、Mastercard、Dior、Porscheなど世界の名だたる1000社以上の企業で福利厚生のためのプライベートイベントやコーポレートイベントなどで演奏を行った実績もある。こちらで会場を選んでお願いすれば貸し切りイベントにも対応してくれるのである。
昨日、仕事帰りの電車の中で、イヤホンをしてインスタのSex and The Cityの動画を観ていたら、このキャンドルライトコンサートの広告が挙がってきた。イヤホンから流れるその音楽は、カルテットで演奏されていて、タイトルは知らないが誰でも聞いたことのあるジブリの曲であった。ふと流れてきたほんの数秒の音。その一瞬だけなのに胸の奥がざわっとして、あぁジブリだ、と身体が先に反応し、気がついたら鳥肌が立ち、胸が熱くなっていた。
うわ。。すごい。。ジブリ音楽、久石譲ってほんとうにすごい。聴いただけで、さまざまな情景が浮かんでくる。ジブリの音楽は、ただ耳に届くのではなく、記憶や感情の引き出しにそっと触れてくるような力がある。優しさや切なさに包まれるような感覚。
久石譲のクラシックコンサート、一度は行ってみたいのだがものすごい倍率らしい。2025年に行われた東京ドームでの公演は118万人の応募があったと報じられていて、どのコンサートもチケット争奪戦が激しいようだ。そして久石さん、年明けはフランスで公演を控えている。
このキャンドルライトコンサートでも久石譲の世界を十分堪能できるはずだ。
すぐさま私の住んでいる近郊での演奏がないか検索した。
ちょうど娘が日本に帰ってきているころに、名古屋能楽堂で演奏されるようだ。久石譲の音楽の世界という演目もある。能楽堂で幾千ものキャンドルライトに照らされた舞台。幽玄で幻想的な雰囲気のなかでの音楽鑑賞である。
娘と一緒に行こう。
音楽での感動を体験しよう。
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