50代女性 夏のヴァケーション ~シドニーでの思い出①~

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10日間のシドニー滞在はあっという間であった。なんだか夢を見ていたみたい。住んでいたこともあるので、シドニーの空気感やエリアごとの匂いの違いがとても懐かしく思えた。

そして何よりも、娘の更なる成長を見られたことが一番大きかった。私と違って車の運転はすいすいするし、何かをお願いするとパッとスマホで検索して動いてくれている。頼りになるなぁ。。本当に成長したなぁ。。としみじみ。

そしてオーストラリアがどんどん発展し、豊かさが増していることも身をもって感じることができた。

上海でトランスファーをして、朝7:00ごろシドニー空港に到着。直ぐにeSIMを起動させて、迎えに来てくれている娘にラインを送ったら、既に空港で待っているとのことであった。早く娘に会うためにEXITを出たくてうずうずする。入国審査も自動化されていて、全く待たされることなくすいすい~っと無事オーストラリア入国。ラッキーなことにスーツケースも比較的早く出てきた。スーツケースを受け取り税関へ。税関にはいかにもオージーらしい身体の大きな若いお兄さんが立っていた。私はシドニーに来てご機嫌だったこともあり、満面の笑みでGood morning! How are you?と自分からあいさつをした。お兄さんも笑顔であいさつをしてくれた。海外でのこういう何気ないカジュアルなやりとり、好きなんだよなぁ。税関のお兄さんからは、荷物はスーツケース、一つだけだね。一人旅なんだね。という質問というか確認をされただけだったので、Yes, Yesと答えるだけでよかった。そしてお兄さんが”Enjoy, Sydney!”と言ってくれたので “Thank you! I definitely will!”と応えていざ出口へ!

オーストラリアだからこんなに簡単に入国できるんだろうな。今のアメリカだったら根ほり葉ほり聞かれそうだ。

出口への自動扉が開き、すぐ目の前に娘が腕を広げて、いつもの笑顔で待ってくれていた!来たよ来たよ!とうとうマミーはシドニーにやってきたよ!

相変わらず明るく元気でハッピーオーラが満載の可愛い我が娘である。娘は本当に良い人なのだ。持って生まれた魂が輝いている。私は自分の娘を人として尊敬している。尊敬している人に再会できて嬉しさと幸せが込み上げてきた。

空港から電車とメトロを乗り継いで、滞在先のお宅まで向かう。このメトロ、10年前はなかった。しかも1ラインだけでなく複数の長距離ラインをたった10年で作り上げたオーストラリア。インフラが進んでいて本当に驚いた。オーストラリアはお金持ちだ。物価が高く、給料が高く、税金が高く、そしてなにより天然資源が豊富な国は、やはり強くて安定しているのだ。

電車を乗り継ぎ、滞在先に一番近い駅から滞在先までUber Taxiを呼んだ。というか、娘が呼んでくれた。メトロのなかで既に手配をしてくれたのである。果たして、そのTaxiは赤いテスラだった。生まれて初めてテスラに乗った。快適な乗り心地である。だってテスラだもんね。滞在先までは5分ぐらいだったが、その間、とてもたくさんのテスラを見た。すれ違う車はテスラ、メルセデス、テスラ、ポルシェ、テスラ、ランドローバーである。私がシドニーに住んでいた10年ぐらい前は、こんなにたくさんの高級車は走っていなかった。ぼろぼろの車ばかりだった。この変化、すごいなぁ。。。

滞在先のエリアは新興住宅街で新しく大きなうちが建ち並んでいる。シドニーの人たちはそのエリアのことを、まるでアメリカ郊外の住宅街を真似して作ったようだといっているらしい。確かに無駄に大きな家が多い。一件に20人ぐらい住んでいるのでは?と思うほどの大邸宅ばかりだ。私の滞在したおうちも2階建ての大きな立派なお宅であった。そこに人間2人と大型犬2匹が住んでいるだけだ。

そう、今回はその大型犬2匹の住み込みのペットシッターをするのである。この2匹はレスキュー犬で、一匹は足が一本無いグレーハウンドの男の子。もう一匹はグレートデンが入った雑種の女の子で、前のオーナーがネグレクトだったため保護された。2匹とも、とーーーっても大きくて、とーーーーっても可愛くて穏やかでフレンドリーである。こんな大型犬たちとの楽しい生活を送ることができるなんて、お仕事をくれたオーナーに感謝しきりである。

おうちはとても素敵で、キッチンの広さ、機能性も抜群である。冷蔵庫は外から冷蔵庫とはわからないデザインで、良く外国映画で観るようなカスタマイズされた観音開きできるタイプのものである。左は冷蔵エリア、右は冷凍エリアである。冷凍エリアはパンパンに食料が詰め込まれていた。

一階にはダイニングエリア、リビングエリアが2か所ずつあり、プールテーブルの置いてあるファミリールーム、書斎がある。2階には3ベッドルームとマスターベッドルーム。バスルームは全部で3つである。

バックヤードは芝生が広々としていて、ラウンジエリアが2か所、プール、バーベキューエリア、そしてなんと池もあった。犬たちは散歩に行く必要がないのである。この広大な庭に降り立つ鳥たちを追いかけているだけで、運動になるのだ。ああ、すごい。

このエリアに建っているうちは、全世帯こんな感じの作りだろうと思う。もっと大きなうちもたくさんあるから、いったいいくつのベッドルーム、バスルームがあるんだろうか。

シドニーに到着してまだ数時間なのに、オーストラリアという国の力強さが増大していることをひしひしと感じた。

これからゆっくりと続きを綴っていきます。どうぞお付き合いください。

Have a great weekend!!

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