スペインの番外編として、サン・セバスチャン(San Sebastián)をご紹介したい。サン・セバスチャン(San Sebastián)は、スペインの北部、バスク地方(バスク自治州)に位置しフランスとの国境に近い、ビスケー湾に面している。美食の街として名高く、美しい海と自然に囲まれたバスク地方の宝石のような都市である。
50代の大人旅にぴったりな落ち着きと上質さが共存する街。以下に、見どころ・おすすめの食・お酒をご紹介しよう:
🌊 サン・セバスチャンの見どころ
1. ラ・コンチャ海岸(La Concha Beach)
- 絵画のように美しいビーチ。弧を描くような形状で、「世界で最も美しい都市ビーチ」とも言われている。
- 朝の散歩や、海沿いのカフェでゆったり朝食を摂ったりするのも充実した気持ちになれる。
2. 旧市街(Parte Vieja)
- 美食バルが密集していて、昼も夜も賑やか。でも、どこか落ち着きがあり、迷い歩くのも楽しい。
- 教会や小さなギャラリーもあり、ちょっとした文化散策にも。
3. モンテ・イゲルド展望台(Monte Igueldo)
- ケーブルカーで上ると、サン・セバスチャンの絶景が広がる。まさに息を飲む美しさである。
- レトロな遊園地があるのも、ちょっとユニークな雰囲気でおすすめ。
4. サン・テルモ博物館(San Telmo Museoa)
- バスク文化に触れるならココ。建築も素敵で、静かにゆっくり見て回れる。
🍽 サン・セバスチャンのおすすめグルメ
1. ピンチョス(Pintxos)
- 一口サイズのバスク版タパス。見た目も美しく、味も絶品。
- バル巡りでいろんな種類を少しずつ楽しめるのが◎
- おすすめのバル:
- Bar Nestor(トマトサラダ、牛ステーキ)
- Gandarias(イベリコ豚やフォアグラのピンチョス)
- La Cuchara de San Telmo(創作系ピンチョス)
2. バスク風チーズケーキ(Tarta de queso)
- 表面は焦げていて、中はとろ〜り。濃厚だけど軽やか。日本でもずいぶんと流行ったケーキである。
- 有名なのは La Viña(ラ・ビーニャ)。地元民にも人気。
3. バスク料理(郷土料理)
- バカラオ(タラ料理) や、ピルピルソースなど伝統的な料理。
- ゆっくり座って食事したいなら、Arzak や Akelarre などミシュラン星付きレストランもおすすめ(要予約)。
🍷 合わせたいお酒
1. チャコリ(Txakoli)
- バスク地方特産の微発泡白ワイン。さっぱりしていてとにかくピンチョスに合う。
- バルでは高いところから注ぐのが特徴的で、見ていて楽しい!
2. 赤ワイン(リオハ地方)
- リオハはバスクのすぐ隣なので、美味しい赤ワインも豊富。
- 熟成感のある赤とバスク牛ステーキの相性は抜群。
🎒 ちょっとした旅のヒント
- お昼は14時以降、ディナーは21時頃が主流なので、早めの軽食を取っておくと◎
- 夏〜秋はベストシーズン。特に9月は混雑も落ち着いていて、気候も快適。
いかがだろうか。こうやって書いているだけでも、バルホッピング(何件もバルをはしごすること)してピンチョスをつまみ、ラコンチャ海岸を散歩した光景が思い出される。また訪れなくては。
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