今週末、仕事先の宿泊研修に行ってきた。毎年、この時期にある1泊の研修会だが、忘年会のような楽しいものである。職場の人たちと交流し、食事も美味しくとても良い時間を過ごすことが出来た。
その宿泊施設の近くには大きな規模のアウトレットがある。存在自体は前から知ってはいたが、一度も行ったことがなかった。宿泊先からはアウトレットまでシャトルバスが出ているので、チェックイン後、夕食まで時間があるし、どんなショップが入っているか知らないが、まぁ暇つぶしに行ってみよっかなと思い足を運んだ。
物欲が著しく減退したとはいえ、以前から、ピザカッター、ブレッドナイフ、爪切り、ウィンドブレーカー、スニーカーで気に入ったものがあったら買おうかなと思っていた。
ピザやバゲットを切る時、いつも普通の包丁を使っているのだが、ピザは毎回包丁にべた~っとチーズがついてしまうので、ピザカッターがあったらクルクル~のシュシュシュシュ~と切れるんだろうな。バゲットも潰れてしまうことなく、刃が波打ったブレッドナイフだったらサクサクっと切れるんだろうな。爪切りは携帯用の小さなものしか持ち合わせていないので、大きな良く切れる爪切りだったらパチンパチンと切りやすいんだろうな。ウィンドブレーカーは今度のプーケット旅行に持っていったら急なスコールとかに便利だし、普段の生活にも使えるだろうな。スニーカーは今、通勤用に履いているのがなんとなく足に合っていないような気がするのに加えて、くたびれてきたので、そろそろ新調しなきゃいかんだろうな。とまあ、全てに於いて「なになにだろうな」。。と思いながらここまできた。急を要するものではないし、無くたって、今すぐ買い替えなくたって生活できる。でも、あったらとっても便利で生活が楽になるグッズたち。
頭の片隅になんとなくいつも、この5点のグッズの必要性を感じていた。
アウトレットをぶらぶら歩いた。有名ブランド、ハイエンドブランドショップがたくさん建ち並んでいる。ふ~ん、たくさんお店があるなぁという感じ。さらにぶらぶらを続けた。すると、私の目に入ってきたのは、あの刃物ブランドの双子マーク!そうドイツ製のZwillingである。あら~、Zwillingあったんだ~と思わず声に出していたと思う。
Zwilling J.A. Henckels(ツヴィリング・J.A.ヘンケルス)は、ドイツ・ソリンゲン発祥の世界的に有名な刃物・キッチンブランド。なんと 1731年創業で、現在も続く企業としては世界でもかなり歴史が長い部類に入る。創業者は Peter Henckels(ペーター・ヘンケルス) で、ドイツ語の Zwilling は「双子」という意味。創業時にその象徴マークを登録したのがブランド名の由来である。
ドイツって刃物で有名なイメージ。ずいぶん前に、ドイツからのお土産で毛抜きと小さなはさみをもらったが、毛抜きは未だに細い毛もばっちり掴めるし、はさみも切れ味は衰えていない。
その昔、Zwillingの包丁セットを愛用していた。切れ味抜群なのはもちろんのこと、私にとって握りやすく重さもちょうどよかった。
Zwillingにすたすたすたーっと一直線に向かって行った。とても感じの良い店員さんが、何かお探しですか?と声をかけてくださったので「ピザカッターとブレッドナイフを探しています!」と歯切れ良く応えた。店員さんはササっと手際よく商品を出してくださった。はい、いただきます。レジのそばに爪切りが並んでいたのでそれも一緒に購入。
あ~いい買い物ができた。
長らく欲しいと思っていたものが手に入り、嬉しくてにやにやしながら、次にThe North Faceにぶらっと立ち寄ってみた。
The North Faceは1966年にアメリカ・サンフランシスコで誕生したアウトドアブランドである。ブランド名のNorth Faceとは、北半球で最も過酷とされる「山の北壁」を意味し、「最も困難な挑戦に挑む」という精神が名前に込められている。だからもともとは超本格的な登山ギアメーカーだったのだ。それが、今となっては一般の人たちが普通に街で着られるファッション性のあるカジュアルブランドになっている。北カリフォルニアが発祥だとは知っていたが、リーバイスだけでなくThe North Faceもサンフランシスコで生まれたのは知らなかった。
The North Faceのウィンドブレーカーだったら間違いなく機能も品質も良いものであろう。早速、店員さんを呼んで黒の一番シンプルなタイプのものを試着してみた。こちらの店員さんもとても感じの良い女性だった。年末で週末のくそ忙しい時期なのに、嫌な顔ひとつせず店頭に出ていないサイズを探しにバックヤードへの往復を何度もしてくれ、レディースからメンズまでいろいろ試着させてくれた。ウィンドブレーカーはコンパクトに畳めて付属の袋に入れて持ち運べる。もちろん撥水加工が施してあり、裾も絞れてタイトなシルエットにもできる。これだったら飽きずにずっと使えるだろうな。ということで、はい、いただきます。
またもや、欲しかったものを手に入れて、にやにやしながら、ぶらぶら歩いていると、見かけたことのないカジュアルブランドショップがあった。ショーウィンドウにはスニーカーが展示してある。ふらっと引き寄せられるようにショップ内に入ってみた。
ショップ名はHummel(日本語読みはヒュンメル)。Hummelとはドイツ語でマルハナバチの意味。なのでブランドロゴが蜂をかたどっている。1923年創業、デンマーク発、特にサッカー、ハンドボールのための超老舗スポーツブランドである。北欧デザインらしくシンプルで実用的、どこか温かみのある雰囲気で、控えめだけど個性的な印象も人気のひとつである。Hummelは「スポーツはすべての人のもの」という考えを大切にしており、難民支援、人種差別反対、ジェンダー平等など社会的メッセージの発信を積極的に行っているのも特徴である。派手に主張しすぎないけれど、芯のあるブランドというイメージ。ナイキやアディダスのように量販化しておらず「人とかぶりにくい、知る人ぞ知る通好みの北欧ブランド」という立ち位置のようだ。
ここ、Hummelで出会ってしまいました。グレーに黒の3本ラインの渋い色合いの素敵なスニーカーに。店員の男性も商品知識が豊富でとても感じの良いかただった。彼曰く、スニーカーのサイズの選び方は履いた時にかかとを後ろのほうにつけて、スニーカーのなかでつま先をきちんと上下できる余裕がなければならない。なので、足のつま先を指で抑えた時に1.5センチほどの遊びがあるのが理想的なんだそうだ。となると、今履いているスニーカーは小さすぎるのである。だから、長時間歩いているとなんとなく足が痛くなるんだな。合点がいきました。果たして、そのグレーのスニーカーは私にピッタリのサイズの在庫がありました!グレーだからデニムに馴染むし、どの色のボトムスにもばっちり合う。デザイン的にも主張が強くないのが良い。良し!これだ!はい、いただきます。
というわけで、今年最後の買い物が無事終了した。大満足である。
気づいたら、全部海外のメーカーである。貝印、mont-bell、Onitsuka Tiger、Asicsなどが今回の買い物の日本版にあたるのかな。アウトレットに入ってたっけか?規模が大きすぎて気が付かなかっただけかもしれない。
今回の買い物で特筆すべきはどのお店も販売員の方たちの感じがとてもよかったことだ。どうもありがとうございました。おかげさまでとても気持ちよく、1年最後の良い買い物ができました。
今から早速、Zwillingの爪切りを使って爪を切ろう。実は爪がカチカチ当たるのが気になりながらタイピングしていたのである。
爪、切り終えました。パチンパチンと素晴らしい切れ味!一生ものだな、これは。


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