50代女子 更年期 入浴療法

ある時から、ひどく肩が凝り、背中に鉄板を背負っているようなバキバキ感を感じるようになった。夜は入眠後、数時間で目覚めるという途中覚醒に悩まされるようになり、とにかく、今までとは全く違う体調の変化に気が付いた。

いつも身体のどこかが痛い。いつも眠い。いつもだるい。

ふと気づいたら、あ、そういえば生理が来ていない。それも、もうずいぶん長いこと。あ~いよいよ閉経したのね、私。これがいわゆる更年期障害というものなのかと今更のように気が付いた。

これまで経験したことのないような痛みをいつも抱え、不眠とは縁がなかった私が不眠に苦しめられている現実。

とはいえ、忙しさにかまけ婦人科に行くこともなく、つらさを抱えながら毎日をバタバタと過ごしていた。

そんなある日。私の相方が「湯舟に20分つかると自律神経のバランスがとれるらしいよ」と言ってきた。

そういえば最近、私の相方、最近お風呂の時間が長いなぁとは思っていた。

彼も私と同世代。男性にも更年期障害があるという。時として、相方に対し、今日はなんだか体調が悪そうだなぁと感じることはあった。私には事細かくは伝えてこなかったが、彼なりに不調を抱えていたのであろう。

先だってのブログにも述べたが、ビットコインを分析したのと同じように、自分の体調不良に対して、何が効果的か彼なりに徹底的に調べ上げた結果、私に助言してきたのだと思った。

それからというもの、私は相方の助言に従い湯舟に20分漬かることにした。

多くの女性はバスタイムを大変満喫しているようで、1時間でも2時間でもバスルームで過ごす人が多いらしいが、私は烏の行水である。5分もお湯につかっていられない。

それを4倍の長さにするのだから、よっぽと大変だろう。。と思いきや。

意外にも、その20分の間にデコルテや顔のマッサージをしたり、耳をあちこちの角度で伸ばしてみたり、足首をぐるぐる回したり、瞑想したりしていたら、無理しなくともなんとなく20分は過ぎ去っていってしまうことに気が付いた。

すると、どうだろう。そんなバスタイムを過ごしながら1週間経ったぐらいから、途中覚醒はなくなり、肩の凝りもかなり和らいでいることに気が付いた。よく眠れるようになったから、体調が違うし、何より、身体のどこかが痛いということが無くなっていたのだ。これには全く驚いた。

暖かい湯に漬かり、全身の血行を良く巡らせるというのは、身体にとって非常に効果のあることなのだと感じた。人間の身体も自然と同じで、流れない川は滞って腐っていく。流れを滞らせるということは朽ちていくということなのである。

こういった話、LINEなどのSNSで流れてくいる健康テーマによく目にするが、まんざら作り話でもないのだなぁと身をもって感じた次第である。

私の場合、相方のアドバイスであるということのプラシーボ効果も大きいと思う。だが、そうだとしても信じる者は救われるのかもしれない。

医療費をかけることなく、体調が良くなるのは嬉しい限りである。

Have a good night!

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