50代女性 遅咲きですが韓流ドラマ、観始めました

2025年も残すところ、あとわずか。今年はさまざまなことがあったためか、ほんっとに過ぎるのが早かった。。一年の振り返りはもう少し年末が近づいてきたら書くとして、今年の私の大きな変化の一つは、そう、韓流ドラマを観始めるようになったことである。

韓流ドラマを観ている女性が多い、流行っている、面白い、などなどたくさんの良い評判を聞いてはいたが、馬耳東風。ふ~ん、そうなのね。へぇ~ぐらいにしか思っていなかった。私は韓流ドラマを観ることはないだろうなと、根拠もなく決めつけていたような気もする。私の近しい友人で韓流ドラママスターのような人がいるが、彼女の韓流ドラマ歴はけっこう長い。彼女が韓流ドラマを観ていることを知ってはいたが、ふ~ん、そうなのね。へぇ~ぐらいで、さして興味を示すこともなかった。

なのに、この心境の変化。何がきっかけなのか。

今年の8月、シドニーに行ったときにシドニー在住の友人と久しぶりに再会した。彼女にはお年頃になる娘さんがいるのだが、最近付き合い始めたボーイフレンドというのが在豪コリアンなのだそうだ。ご両親は韓国で生まれ、オーストラリアに移住。彼のご両親はとても優秀で、自分たちでビジネスを立ち上げオーストラリアで大成功している。そのありあまる財産を巡って、家族や親戚がよってたかってやってきて、戦々恐々としているらしいとのこと。私の友人が「ほんま、まるで映画のパラサイトみたいやで。現実にあるんやなぁと思ったわ」と言っていた。

韓国映画『パラサイト 半地下の家族』は、ポン・ジュノ監督(『殺人の追憶』)による2019年の作品で半地下に住む貧しいキム一家が、裕福なパク一家の家に寄生していく様子を描くブラックコメディ・スリラーだ。韓国の経済格差社会をテーマに、前半のコメディからサスペンス、そして衝撃的な展開へと続き、カンヌ国際映画祭でパルムドール、アカデミー賞で作品賞含む4部門(史上初)を受賞するなど世界的に大ヒットした。

このパラサイト、私は途中まで観ていた。しかも、なんと偶然にもシドニーに向かう飛行機の中で観ていたのだ。パラサイトを観ようと思った理由もさして深い思いはなく「あ、これなんか有名な韓国映画だよね。いろんな賞を取ったんだよな、確か。もうすぐ到着するけど、まあいいや」とかそんな軽い気持ちで観始めただけである。で、映画の途中でシドニーに到着してしまったのである。

お~そうなのか。パラサイト、興味深いではないか。ならば最後まで観てみようと思い、日本に帰ってきてからアマゾンプライムで最後まで観た。う~ん、面白い!なんだかグイグイと入り込んできて、最後まで楽しめた。日本の映画やドラマにはない、韓流のやけにリアルな独特な世界観。じゃあドラマも観てみよっかな、ということで観始めた。

それから沼にちゃぽんと入り込んでしまったのである。

まず初めに「私の夫と結婚して」を観た。日本のドラマにはないドロドロ感。引き込まれるわぁ~。次に「トッケビ」。なんとロマンティックで壮大な物語。私の若い友人は何度も登場するキスシーンを観てドキドキしていたらしい。年齢が異なると観点も違ってくるのだな、ふむふむ。男性俳優さんたちの、がっしりとした大きな体躯もいいではないか。そういえば、日本人の男性俳優って華奢で細い人が多い気がするが、これってやっぱり徴兵制度がないから?それとも脱いだらすごいの?その次は「ミセン」。オ課長みたいな人が上司だったらいいなぁ~。イ・ソンミンさん、良い味出してるなぁ~。

私はアマゾンプライムしか加入していないのだが、韓流ドラママスターである友人はネットフリックスにも加入せよ!と言っている。観ることのできるドラマや映画の数が格段に多いのである。月に2000円ちょっとで韓流沼生活が豊かなものになるのだ。だけど、そこまでしてしまったら、本当に抜け出せなくなりそうではないか。

それに、良く自分を分析してみたら、まだまだそこまでどっぷり浸かっているというわけでもないからかも。でも、いわゆる推し俳優が出来たら、もっと沼にずぶずぶのめり込むようになり、ネットフリックスも加入するわ!となるのだろうか。

今のところ、沼の上のほうでぱちゃぱちゃとバタ足泳ぎをしている韓流初心者の私。ゆるゆると楽しんでいこう。

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