50代女性 夏のヴァケーション ~シドニーでの思い出⑩~

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早いもので、シドニー滞在が最終日となってしまった。10日間なんてあっという間である。だが、素晴らしく充実した濃厚な10日間であった。こういった充足した時間を、これからの人生の中でも何度も経験していこうと思う。

最終日も特に何もせずにゆっくり過ごすことにした。朝はいつものようにワンコたちに起こされてからキッチンまで降り、娘がカプチーノを作ってくれ、私は娘にミルクティーを作る。朝日記も忘れずに書く。今日もとても良い天気だ。ワンコたちと一緒に庭に出る。空が真っ青で雲一つなく、鳥のさえずりで癒される。庭のラウンジで読書して、娘とたわいのない会話をして。。とまったり過ごしていたら、お腹が空いてきた。

滞在しているペナントヒルのショッピングエリアに行ってみることにする。他の町同様、駅周辺にはグロッサリーストアやカフェ、雑貨屋などが建ち並んでいる。そういえば、シドニーに来てからタイ料理を食べていないことに気づき、Monkey Kingというレストランに行くことに。フランチャイズなのだが、とてもスタイリッシュなインテリアで料理も美味しいと高評価である。その評価はなんと星4.8!既に時間は14時近いということもあり、店内は空いていた。こんな中途半場な時間に食事する人ってそんなにいないよねと思っていたら、不思議と次々にお客さんが入ってきた。そうえいばこの日は日曜日。私たちのように遅いランチを摂る人たちはたくさんいるのである。私はグリーンカレー、娘はレッドカレー、そしてパッタイをオーダー。パッタイはタイの焼きそばである。平たい米麺を使い、タマリンドやナンプラーなどで味付けし、もやし、卵などお店によって具材は異なるが、野菜がたくさん入っている。カレーは評価通り美味しかった。ココナッツの風味にいろいろなスパイスが香り、緑も赤も美味しい。パッタイも甘味、酸味、塩味のバランスが絶妙である。ああ、タイ料理。大好き。

ランチ後、グロッサリーストアや雑貨屋さんに寄って日本に持って帰る可愛いメッセージカードやお菓子を買う。すると娘が「まみー、この近くにChemist Warehouseがあるよ。サプリメントとか買っていかなくていいの?」と言ってきた。Chemist Warehouseというのはオーストラリアの大手ドラッグストアチェーンで品揃えが豊富なうえに価格も安いのである。行く行く行く!!行かねば!

シドニー滞在時はいつもこの店でサプリメントを買っていた。とてもたくさんの商品があり、日本ではあまりお目にかかれないようなサプリもあって面白いのである。ここで、マルチビタミン、カルシウム、日焼け止め、フェイスクリームを買う。娘には日焼け止めとボディスクラブを。そうなのよ、私も若い頃はボディスクラブを使っていたわ。。と思い出す。今じゃ、スクラブ使ったらカサカサになっちゃうけどね。

買い物を終え、うちに戻る。ミルクティーを飲みながらまた二人して午後の読書を楽しむ。娘から教えてもらったアプリでgoodreadsというものがある。これは自分の読んだ本の感想文を書き込むアプリで、今年は何冊読むと目標設定を立てたり、同じ本を読んだ人たちと交流したり、本好きが集うアプリである。娘はSNSには全く興味を示さないのだが、これにはコツコツ投稿をしているようだ。私もアプリをインストールして娘の投稿履歴を読んだりして楽しんでいる。

最近、娘の親友が初めて本を出版した。彼女は娘がオックスフォードに滞在していた時も、イギリスの出版社でライターとして働いていた。ストーリーは17歳の女の子が主人公で、ハイスクール生活最後の一年を楽しく過ごしたいと思い願うのだが、親子関係や友人関係でいろいろなドラマが起こる。こちらの書籍、シドニーの本屋では売り切れ続出らしい。しかも、オーストラリアだけでの出版社でなく、アメリカ、イギリスなど幾つかの大手出版社からも同時販売である。Amazonからも購入できるので、興味のあるかたは是非!タイトルはThe Way We Once Were。作者Matilda Meikle。【ISBN:978-1035885909】

さて、読書を楽しんでいたら、そろそろ時間はアペリティーボタイムである。シドニー最後の夜のアペリティーボももちろんアペロールスプリッツを楽しむ。今回の滞在でどこの国の食事をしたかということを娘と話していたら、娘が「まみー!そういえば、まみーが好きなメキシカンまだ食べてないね!」と気づいてくれた。そうじゃん!食べてない!!私も娘もメキシカン、大好きなのに、なぜ気づかなかったのか。。

メキシカンはカリフォルニア滞在時に何度も何度も食べた。26歳でサンフランシスコに留学したのだが、滞在初日にホストファミリーに連れて行ってもらった生まれて初めてのメキシコ料理に衝撃を受けた。この薄いぺらぺらの小麦粉で出来たものは何?豆をしょっぱく味付けして、くたくたに煮て食べるなんて!アボカドやトマト、レッドオニオンをこんな風に刻んで肉と豆と一緒に食べるなんて!私が頼んだものはエンチラーダかブリトーか、記憶が定かではないが、とにかく人生で初めて食べるメキシコ料理は私の味蕾にばっちりマッチングした。それ以来、メキシコ料理の虜である。カリフォルニアはメキシコからの移民が多く、あちこちで安いメキシコ料理を楽しめた。アルミホイルに包まれたマッチョな男性の二の腕ぐらいの大きさのブリトーは、手軽に食べられるファストフードで、両手でブリトーを掴み、アルミホイルをめくりながらむしゃむしゃと頬張るのが大好きだった。

なので、メキシカンはカリフォルニアのイメージがある。

だが、今ではオーストラリアにも南米からの移民の人たちが増えているとのことである。それに伴い、美味しい南米料理の店もシドニーに増えているのだ。

調べてみたらこのペナントヒルの界隈にもメキシカンレストランがあった。評価もいい。よし、今夜はここにしよう!ということで、行ってみました、Saborito Mexican Dining & Barへ。メキシカンといえばマルガリータである。娘とマルガリータでかんぱ~い。ああ、爽やかで美味しい。アントレーにはグアカモレディップを頼んだ。いかにも手作り感があり、アボカドがごろっと入っているのがいい。ディップ用のカリカリとしたこのトルティーヤチップス、日本では味が付いているものが多いのだが、ディップするには塩味もなにもついていないシンプルなものが一番合う。ディップしなくても無味のただトウモロコシの味を感じられるから好きだなあ。日本では塩味のものをカルディで見かけるが、ほんの少しの量なのに値段が高い。どこかの日本のメーカーが塩味のついていないものを安く大量に作ってくれないものだろうか。めちゃくちゃ需要があると思う。

メインは娘も私もブリトーを頼んだ。食べ応え満点。チキンが柔らかく、豆や野菜、アボカドもぎっしり詰まっている。ああ、美味しい。。メキシカン最高である。2時にタイ料理を食べたばかりなのに、ペロッと平らげてしまった。

お腹いっぱいでうちに帰り、ワインを飲みながら昨日の続きの映画「ザ・ハッスル」を観る。今夜がシドニー滞在最後の夜。娘と並んでソファーに座りワイングラスを傾け、傍らには2匹の大きなワンコ。この可愛いワンコたちに次に会える日はいつだろうと考えたら涙が出てきた。10日間一緒に過ごしただけなのに、こんなにも気持ちがアタッチしてしまった。

ゆっくりと時間が流れる。幸せな幸せな時間。特に何もしていないのに、10時過ぎには眠くなる。ごはんが美味しく食べられて、お酒を美味しく飲めて、自然に眠くなる。。健康的だなあ。

明日の帰国のために、そろそろベッドに入るとするかな。。

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