今日も娘の大学の授業がない一日。
朝はワンコたちに起こされたものの、二度寝をして9時ごろまでゆっくり眠った。
さて、今日は何をしようか。外はあいにくの雨。
お腹も空いてきたので、ブランチに出かけることにした。
11時ごろ家をでてWahroonga(日本語読みするとワルンガかな?)というエリアに行った。ここも、落ち着いた住宅街で駅の周りにはカフェやレストラン、雑貨屋、本屋などがありちょっとしたショッピングが楽しめる。
娘曰く、ここにあるThe Butcher’s Block(https://butchersblockgroup.com.au/)というカフェがとても人気で、シドニーの中でもちょっとした有名店とのこと。確かに平日なのにテーブルはたくさんのお客さんで埋め尽くされている。
シドニーはカフェ文化が発達していて、ブランチ巡りも楽しみの一つである。
奥に入っていくと透明のビニールテントで囲った屋外になっていて、雨の中でも外にいる雰囲気を楽しめるような作りになっている。私たちは奥の半野外エリアのテーブルに通された。席からは雨に濡れる大きなユーカリの木を眺めることができた。
私はカフェでのブランチはエッグベネディクトをオーダーすることが多いのだが、このカフェでもついエッグベネディクトをオーダーしてしまった。娘も同じものを頼んだ。
好きなんです、エッグベネディクト。好きなんです、オランデーズソース。
このオランデーズソース、うちでも作れるのだが、本格的に作ろうとなったら手間がかかる。卵黄とレモン汁を湯煎しながら温めて、溶かしバターを入れて…ああ、もう湯煎の時点でめんどくさいスイッチが入ってしまう。なので、外で食べるに限る。
飲み物はソーヴィニヨンブランをオーダー。
ウエイトレスのかたが”Big or regular?”と聞いてきたので、もちろん元気よく”Big one, please!”と応えた。Bigといってもせいぜい値段は1.5倍ぐらいだろうと思った。昼間からワインが飲める幸せを美味しいエッグベネディクトと共に堪能しよう。
食事はもちろんとても美味しかった。バゲットに卵黄とオランデーズソースを絡めて食べる。ああ、美味しい。ワインともよく合う。娘との会話も弾む。
さて、お会計。あら、想像よりも高いぞ?なぜ?
ウェートレスのかたに明細を見せてもらった。そうしたら、な、な、なんと。Bigサイズのソーヴィニヨンブランが$26もするではないか!!
何かの間違いでは?と思い、これって正しい値段なの??と聞いたら、Yes…との返事。彼女の表情はそうだよね、高いよね…と言っているように見えた。Bigはレギュラーの2倍価格ということだった。
これからグラスワインを頼むときは値段を確認しようと学んだ次第である。
海外ではこういうこともあるので、いい勉強になった。
さて気を取り直して、うちにもどる。2匹の大きなワンコたちがドアから鼻を出しておかえり~と迎えてくれる。ほんとうに可愛い子たちだ。んもう、いっぱいハグしちゃう。
これから、娘のボーイフレンドが迎えに来てくれることになっている。今夜は彼のうちの近くのエジプト料理店でディナーをすることになっているのだ。
娘のボーイフレンドとは初対面。会ったとき、二人でビッグハグをした。あなたが娘のボーイフレンドなのね!瞳がキラキラしていて、とても優しそうな好青年だ。娘と並ぶ姿がとても自然で、なんだかほっとする。
彼はシドニーのニュータウンというエリアに住んでいる。
ニュータウンは、シドニーの中でも特に個性的なエリア。
LGBTQ+フレンドリーで、アーティストや学生、多国籍な人々が暮らしている。
さまざまなカルチャーが混ざり合い、「シドニーで一番いろんな国の料理が楽しめる場所」とも言われている。
なので、ニュータウンはグルメ好きにはたまらないエリアだ。
娘がボーイフレンドに、私が地中海や中東料理が好きだと事前に伝えたら、では近所にあるエジプト料理のレストランに行ってみよう!ということになったのである。
このレストランは評価がとても高く、いつも満員らしい。一つ気掛かりなのは、予約を受け付けないので、もしレストランに行って人がたくさん並んでいたらあきらめよう。でも、もう一軒とても美味しいトルコ料理のお店があるからそこに行ってみよう!と提案してくれた。
ディナーには急遽、彼のお母さまも同席することになったので、彼女の仕事が終わるまでバーで一杯ひっかけようということになった。
そこで、ニュータウンにある老舗のバー、The Bankで飲むことに。
このバーは外見からはわからないが、奥に長~く伸びて中庭がある。ローカルには大人気のバーである。ちなみに朝10:00から夜中の2:00まで毎日開いている。こういう感じのバー、日本ではなかなかお目にかかれないのが残念である。
彼のお母さんの仕事が終わりバーで合流。クラッシーな雰囲気を身にまとい、キャリアを積みあげてきたことが伺える女性であった。私への気遣いをしながらも自分の意見をはっきりと述べることのできる彼女に育てられた娘のボーイフレンドは、きっと聡明で良い人間性を持った人に違いないと確信した。
バーを後にし、エジプシャンレストランに向かう。進行方向に人だかりが見える。そう、みんなそのエジプシャンレストランに入るのを待っている人たちであった。
日本人は並ぶことを苦にしないということは知っているが、オーストラリア人もそうなのね。それともこのエジプシャンレストランが特別美味しいお店だから?
私はこんなに並んでまでエジプト料理を食べなくてもいいです。全員同じ意見だったので、第2候補のトルコ料理店Taste of Turkeyへ行く。

歩道にセットされているテーブルが空いていたので、そこを確保する。この店はBYO(Bring Your Own)といって、お酒を提供するライセンスが取れていないので、お酒の持ち込みがオッケーのレストランである。
そこで、娘のボーイフレンドが私にどんなワインが好きなのかを聞いてきた。オーストラリアのシャルドネとソーヴィニヨンブラン!と応えたら、OK!といってワインを買いに駆け出して行った。こういうところも、行動力があってとても好印象だ。
その間に彼のお母さんに料理のオーダーをしてもらう。私も娘もなんでも美味しく食べられるので、おすすめのものをガンガンオーダーしてくださいとお願いしたのである。
彼の買ってきたワインとお母さんのオーダーした料理はとても美味しかった!トルコ料理、さすが世界3大料理の一つである。
トルコ料理にはメゼという食べ方のスタイルがある。これはトルコやギリシャ、レバノンなど東地中海一帯で共通する食文化だ。
小皿に盛った前菜(ディップ・サラダ・オリーブ・チーズ・マリネなど)を、みんなでシェアしながら食べるスタイルで、日本でいうと「おばんざいの小鉢を何種類も並べる感じ」に近い。フムス、ババガ・ヌシュ、アジュル・エズメ…など5種類のメゼをターキッシュブレッドと一緒にいただいた。
メインはラムのアダナケバブ(ひき肉に唐辛子を加えた串焼き)とキョフテ(ハーブやスパイスたっぷりのミートボール)を。
これもハーブやスパイスの味が複雑に広がり、とっても美味しかった。彼の選んだワイン、彼女の選んでくれた料理は、私にとって全てどんぴしゃりであった。
お腹がいっぱいになったが、甘いものは別腹ということで、ジェラートショップに行きジェラートを食べる。イタリアからの移民も多いので、本場顔負けのジェラートショップである。王道のピスタチオを頼んだが、クリーミーなのにさっぱりして、とってもリフレッシュできた。
娘のボーイフレンドとお母さんにお別れを告げ電車で帰宅。今夜のディナーに招待してくれた彼らに心からの感謝を。どうもありがとう!素晴らしい夜でした。
いろいろなことを考えて、いろいろなことがあった、とても充実した素晴らしい一日だった。



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