「福利厚生がしっかりとしていて、良い会社だから」というシンプルな理由で、ほんのちょっぴりの残高を使い、ぽちりと購入したインテル(INTC)の株。
あれからおよそ1年と半年が経った。
前回の記事を書いたとき、「なんと10%近く伸びている!」と喜んでいた私だが、今この数字を見て、思わず声が出た。
含み益、283.4%。
…え?
…283.4%?
自分でも信じられなくて、何度も画面を見直してしまった。
久しぶりに証券口座をのぞいてみようと思ったきっかけは、通勤時になんとなく聞いているyoutubeで「インテルの決算が好調で、株価が大きく動いている」ということを耳にしたから。
その時、ふと「あれ?私、インテル、持ってた気がする…」と思い出したのだ。
インテルは不死鳥のごとく蘇る、と前回の記事で書いたのだが——まさか本当にそうなるとは。
ところで、購入してからこの1年半、私はいったい何をしたか。
何も、していない。
チャートを毎日眺めることも、ニュースを追いかけることも、「そろそろ売り時か」と悩むことも。何もしなかった。ただ、ほったらかしにしていただけだ。
これは、私が旅に出るときの流儀と、どこか似ている。
私が旅に求めるのは、観光地を制覇することでも、インスタ映えするスポットを巡ることでもない。ただ、その場所にいて、のんびりするだけ。何もしないために、わざわざ遠くへ行く。プールサイドでぼんやり空を見上げる時間、ビーチで波の音だけを聞いている午後——そういうものが好きだ。
不思議なことに、そうやって何もしていないとき、ふっと大切なことが見えてくることがある。
頭の中の余白がじんわりと広がって、普段は気づかないものが静かに浮かび上がってくる。
旅の本当の収穫は、観光スポットではなく、その「何もしない時間」の中にあるのかもしれない。
投資も、そうなのかもしれない。
無理に動かそうとせず、ただそこに置いておいた。コントロールしようとしなかった。そうしたら、気づいたときには2倍どころではない数字になっていた。
旅も、人生も、投資も——すべてをぎゅっとコントロールしなくていいのかもしれない。流れに乗っかって、あとはのんびり待つ。
そのほうが、かえって大きなものを受け取れることもあるのかもしれない。
さて、保有株のうち3分の2は売却することにした。そして残りの3分の1は——そのままほったらかしにしておく。笑
テンバガー(10倍株)になるかどうか、のんびり見守るつもりだ。まるで旅先のプールサイドで、空を見上げながら待つように。
何もしないことは、何かをしているのと同じくらい、価値があるのかも。
旅はまだ続く。
そして、この株も、引き続き同じように見守っていこうと思う。
Have a great day!
※なぜインテルを買ったのか。過去記事はこちら


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